そもそも、銀行系の住宅ローンですと、「承認」と「否決」しか存在しません。
これがフラット35の事前審査(仮審査)の場合ですと、
○承認
△留保
×否決
といったいずかれの結果が事前審査(仮審査)で返ってきます。今回は気になる留保について詳しく紹介していきたいと思います。
フラット35の留保とはなにか?
フラット35の事前審査(仮審査)では、承認・留保・否決の3つがあると上記で説明しました。
承認は→本審査へと進むことができます
否決は→本審査へと進むことはできません
留保は→フラット35の取扱銀行だけでは判断できない(分からない)ので、本審査へ進む事はできますが最終的な判断は住宅金融支援機構となります
つまり、フラット35の取扱銀行の事前審査の段階では通るかもしれないし、通らないかもしれない人にこの留保がつくのです。これが留保がつく理由となってきます。
本当に通らないと判断される人はこの事前審査(仮審査)の段階で、否決がつきますので、留保がついたからと言って通らないとは思わない方が良いですよ。
でっ、留保がついて本審査を通過できる確率は?
留保がついた人が、どのぐらいの確率で本審査が通過できるのか?が気になっている方も多いと思います。
そもそもの話なのですが、事前審査(仮審査)の段階で留保がつく場合って結構多いのです。銀行側では確実の判断できないので、住宅金融支援機構に判断を委ねようとする場合はスグに留保の回答がでます。
これは事前審査(仮審査)の返答が早い、ARUHI(アルヒ)などがとくに多いと言われています。
留保で本審査へと進んで、審査が通る確率はおおよそ70〜80%と言われています。数値的にみると7〜8割なので留保の回答をもらっても多くの方が本審査を通過しているので、少し安心はできると思います。
フラット35で留保から否決
逆にこの上の数値をネガティブにとると、留保をもらった100人中、20〜30人は本審査で落ちてしまうともとれます。。留保から否決も十分に考えうる事です。
留保から否決になった場合でも、住宅金融支援機構は理由は一切教えてはくれません。
理由が、
返済比率なのか・・・
他社からの借入なのか・・・
クレジットカードを持ちすぎなのか・・・
購入予定の物件なのか・・・
といった感じです。
もし、個人信用情報のキズがある方はそもそも留保にもならずに、事前審査(仮審査)の段階で否決なるので、その理由は考えにくいでしょう。
フラット35で本審査で落ちた場合はどうすればよいの?
本審査はどこの銀行やモーゲージバンクを経由しても、住宅金融支援機構が行います。
だから、本審査に落ちてしまったらもうフラット35での住宅ローンは諦めるしかないと思う方も多いと思います。また、フラットの本審査に落ちると半年間はどこから申し込みしても同じ結果というウワサもあるぐらいです。
実はそんな事ないのです
いい加減なウワサに惑わされて、フラット35を飽きらめてしまった人もいるでしょう。
私は職業柄、いろいろな方にフラット35を進めていますが、機構の本審査に落ちてしまっても銀行を変えて再審査でフラット35でローンを組めた方は数多く知っています。ですので、まずは本審査に落ちても諦めない事です。
まとめ
いかがでしょうか?フラット35の事前審査では、承認・否決だけではなく留保も存在する事が分かって頂けたと思います。
銀行系の住宅ローンは存在しない回答ですので覚えておいて下さいね。
また、留保回答がでたからと悲観的にならずに前向きにマイホーム計画を立てていきましょう。
留保になっても、本審査確率は7〜8割もある
留保から否決になる場合も少なからずある
フラット35の本審査で落ちても希望はある