家の購入は2000万円、3000万円、もしくはそれ以上のとても高い買い物なので、頭金を用意して備えるという方が大半ではないかと思います。

 

しかし、条件の良い土地に出逢ったり、建売物件で契約を急ぎ、十分な頭金が用意できないといったケースもあり、頭金が不十分な場合に住宅ローンを組む方法として、オーバーローンという選択をされる方がいます。

 

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もしくは、新築の購入時にこれまで使っていた家具や家電を新しいものに変えたり、車まで変えることを検討される方もおられるようですが、住宅の購入には関係のない物を購入するために、住宅ローンを多めに借りることを検討される方も少なくないようです。

 

オーバーローンとは

 

実際に工務店やハウスメーカーの担当者に、家具や家電などの購入費用を住宅ローンに上乗せしてローンを組むことを勧めてくるようなところもあるようです。しかし、住宅の購入とは別に、車や家具、家電などの住宅の購入とは関係のない物を購入するために、上乗せしてローンを組むことをオーバーローンと言います。

 

つまり、物件の価格以上の融資を受けローンを組む場合、オーバーローンということになります。

 

最近では、住宅の購入時に必要な諸費用も住宅ローンの中に組み込むことのできる商品なども各金融機関が扱っており、物件の本体価格+諸費用を1つの住宅ローンとして組むことができる商品もあります。

 

中には、物件の本体価格を1つのローン、諸費用を1つのローンとして、合計で2つの住宅ローンを組むことで、諸費用部分をローンに組み込むことが可能な金融機関もありますが、この場合は抵当権は2つに設定する必要があります。

 

では、住宅金融支援機構のフラット35では、住宅の購入時に必要となる諸費用部分をローンに組み込む、オーバーローンが認められているのでしょうか。

 

実は、フラット35ではオーバーローンが認められておらず、物件価格までしか住宅ローンを組むことはできないとされています。そのため、住宅ローンを組む際にフラット35も選択肢の一つにあるのであれば、諸費用ぶんを備えておく必要がありますし、新築時に家具や家電の購入を検討されている場合だと、それらの費用も備えておく必要があります。

 

追記:2018年4月〜諸費用もローンに組み込めるようになりました。

 

手持ち金が少ない場合には、オーバーローンが魅力的かもしれませんが、例えば、オーバーローンで融資を受けて、その後住宅ローンの返済が困難になり住宅を手放しても、物件価格以上の金額を借りているという状態ですから、最悪の場合自己破産というリスクも伴い危険です。

 

そのようなリスクを回避するためにも、物件価格の1〜2割程度を頭金として備えるなど、住宅を購入する際には資金計画をしっかりと立てたうえで、話を進めていかなければなりません。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

住宅購入に関係のないお金を見積もり書でふかしてもらいオーバーローンでフラット35を組んでいる方も多くいる事は間違いありません。

 

しかし、本来住宅購入に関係のないお金を水増しして借りることは、あまりよくないです。なぜかというともしそのような事が金融機関にバレて、最悪の場合は一括返済を求められる事もあるのです。

 

そのようなリスクを背負うぐらいであれば最初からオーバーローンはしない様な資金計画を立てるのがベストな選択だといえるでしょう。

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