住宅ローンを利用して家を建てる場合、どこまでをローンに組み込むことができるのかといったことも気になりますよね。
例えば、新築のタイミングで家具や家電を新調するというケースも多く、家具代や家電代などを借りることはできるのか?といった疑問も出てくると思います。
もちろん、マイホームの購入は計画的にされてきて、ある程度、手元にお金はあると思いますが、家を建てる場合、諸費用なども必要になってきます。
そのため、ある程度、手元にお金を残しておくため、ローンに組み込めるものは全て組み込みたいとお考えの方もおられるでしょう。
建物代と土地代は住宅ローンとしてローンを組むことができますが、諸費用や家具代、家電代などはローンに組み込むことができるところもあれば、組み込めないところもあります。
基本的には、カーテンや照明、エアコン程度ならローンに組み込めるところが多いようです。
ただし、家具が組み込まれたような住宅の場合は、その家具代も住宅ローンに組み込むことができます。
例えば、我が家の場合だと、キッチンはパナソニック製のものを採用したため、割高でしたが食器棚もパナソニックでオーダーしたため、名目が住宅施設とされ、住宅ローンに組み込むことができました。
一方、エアコンやテレビ、洗濯機、ダイニングテーブル、ソファーやカーテンなどはローンに組み込むのではなく、全て自己資金で賄いました。
住宅ローンに諸費用をはじめ、カーテンや照明、エアコンなどの費用が組み込めるのかは、各金融機関によって対応が異なってきますので、事前に調べておく必要があります。
フラット35の場合は?
住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携しているフラット35では、諸費用やエアコン、照明などの費用をローンに組み込むことはできるのでしょうか。
調べてみると、フラット35では残念ながら諸費用をローンに組み込むことはできないとされています。
2018年4月〜各種諸費用もローンに組み込みが可能となりました!
エアコンやカーテン、照明器具などは?
エアコンやカーテン、照明などの費用で請負契約書や売買契約書に記載ある金額のみ、ローンに組み込むことができるようです。
ただ、エアコンやカーテンなどの費用を住宅ローンに組み込むということは、それらの費用分も金額に上乗せされ、借入総額が大きくなってしまうため注意が必要です。
今や、頭金が0円でも住宅を購入することができる時代ですが、当然、諸費用分がローンに上乗せされているため、返済負担額も大きくなります。
住宅ローンを利用して家を購入される場合には、最低でも頭金+諸費用+家具や家電代を自己資金で用意しておく必要があります。